福島県よりお見えの、ご夫婦。今回はラブラドールのブラックのチェルちゃんを連れてお越しになりました。
5時間でこられたというから以外と近いと感じましたヨ。

お客様は農園を経営されており、桃とキュウリとあんぽ柿を作っている専業農家。
3.11の震災の被災者でもあり、福島原発の事故の為、今年は国の出荷規制にあい、柿はすべて廃棄処分、お家の周りも放射能の数値が出ている為、来年の見通しもつかないとおっしゃられ、東電の対応の悪さや国の対処の遅れ、次々変わる姿勢に強い怒りをもちながら、じっと我慢している姿や、色々マスコミには出ないお話をお聞きして、それでも「がんばります」とおっしゃられていた奥様の強い言葉を聞いて、東北人の強い心根に胸が熱くなりました。
ただ口先だけの応援、支援だけではどうにもならない現実、ではいったい私達はなにをしたらいいのか、深く考えさせられました。今回は暗い気持ちを吹き飛ばそうと、初めて北陸まで足を運んでいただきました。
例年今頃は忙しく休みがとれないはずが、神様がくれた久しぶりの休日とわりきり、明るい笑顔をみせてくれたお二人の姿勢に深く感動しました。能登のきれいな海をみて少しでもこころが癒されましたでしょうか。
これからも元気で前をむいて頑張ってほしいとおもいます。
先の見えない未来に今は不安やいらだち、たくさんあると思いますがこんな遠くの石川の地でも、応援している人たちは沢山います。少しずつ、私達の脳裏から忘れ去られてゆき、少しずつ減ってゆくマスコミの報道。しかし私達はこの震災を風化させないよう何年、何十年かかろうが長く長く見守り、応援していきたいものです。
またいつでも疲れたり、愚痴をこぼしたくなったり、ぶつけようもない怒りがこみあげたり涙がでたら、その時はチェルを連れて一緒に遊びに来てください。
少しでもおやくにたてればと、お待ち申し上げております。
そしてまた色んなお話を聞かせてください。今回はお客様のほうから、逆に強い力と勇気をいただきました。
何も知らずに明るく元気にふるまう愛犬チェル、十三歳の老犬ながらとても人懐こくやさしい目をしたチェルをみていると心がいやされます。頑張ってくださいとしかいえない私の非力を痛感した一日でした。大武農園のホームページも拝見しました。
本当に熱いお話、ありがとうございました。またあえる日を楽しみにしております。h