志賀町と志賀島とのご縁

少し前になりますが、福岡三苫のパン屋さん「リールジャム」さんが、志賀町にボランティアとして訪れてくださいました。

リールジャムさんは、有機栽培の季節の野菜や果物を使った無添加のパンを丁寧に作り上げているお店。
しかも店内にはロボットのわんちゃんがいて、遊び心あふれる空間が広がっています。

リールジャムさんのウェブサイト

お店のaiboわんこのチーズさんは重すぎて連れてこられないので今回は小さいロボわんちゃんをつれてきてくれました。

初代わんこ かわいい

リールジャムさんは今回、ボランティアとして米粉パンの作り方を教えに来てくださいました。
他の粉を一切使わないオリジナルの米粉パンはリールジャムさんのパンメニューの中の人気メニューの一つです。どうしてそんな貴重なレシピを私達に教えてくれるのですか?と訊くと
「九州で地震があったとき、志賀町の方が福岡の志賀島(しかのしま)にボランティアに来てくれたんです。その時のお返しをしたくて…」
とのこと。思わず、
「私がボランティアに行ったわけでもないのに良いんですか!?」
と言ってしまったのですが、どうやら福岡の志賀島と石川の志賀町には深い関係があるそうで…
なんと1300年前、志賀島の人々が能登半島にやってきて移り住んだのがこの志賀町と言われているそうです。
そういうご縁もあり、今回リールジャムさんは志賀町にボランティアに来てくださったそうです。
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さて、リールジャムさんに教えていただきながら実際に作った米粉パンは、米粉パン作り初心者の私でも外はカリッ中はふわとろの食感で、とてもおいしく仕上がりました!

私がつくった米粉パン

 

ただ、後日自分で作ってみたら失敗…!何がいけないのかその後も日々リールジャムさんにメールで聞きながら練習しています。
どうやら普通の小麦パン作りよりも扱いが繊細だそうで…。
他の粉の混ぜもの一切なしの米粉パンですので、グルテンフリーです。
現在はまずペンションの朝食に出しています。
カフェのお客様でも食べてみたい方がいらしたらお電話やメッセージください。

「リールジャム」さん、もっとゆっくりされたら良いのに、じゃこれで!と帰っていかれました…!
これからまた北九州に帰るのですか…!
後ろ姿なら載せてもいいよ!とのことで、颯爽と去っていく姿を載せさせてもらいました。

颯爽と去りゆくリールジャムさん

リールジャムさんはこの米粉パンをぜひペンションやレストランで活用してほしいとおっしゃっていました。
このような形で訪れてくださった「リールジャム」さんの温かいご厚意に感謝します。
志賀島から志賀町に人々が移り住んだように、米粉パンも伝えていけるようにがんばります。

スタッフまいこ

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